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TA37はドイツ海軍の水雷艇。トリエステで建造中であったイタリアのアリエテ級水雷艇グラディオ(Gladio)をイタリアの降伏後ドイツが捕獲したものである。1943年1月9日起工。1943年6月15日進水。1944年1月8日就役。 == 概要 == 1944年2月29日、TA37は同型艦TA36や他の小型艦艇と共に貨物船Kapitän Diederichsenを護衛してポーラを出港した。同日夜船団はイスト島沖でフランスの駆逐艦ル・テリブル、ル・マランの攻撃を受けた。この攻撃でUJ210(元ガッビアーノ級コルベットのEgeria)が沈没、Kapitän Diederichsenも損傷して翌朝沈没した。TA37も大きな損害を受け航行不能となり、曳航されてポーラへ戻った。9月、TA37と同型艦TA38、TA39の3隻はアドリア海からエーゲ海へ送られることになり、9月20日、3隻はトリエステを出航した。9月22日、オトラント海峡を通過中にイギリスの駆逐艦ベルヴォアとウェッドンと遭遇し攻撃を受けたが、逃走に成功し損害は受けなかった。そして9月24日に無事にギリシャのピレエウスに到着した。10月7日、TA37は他2隻の艦艇と共にピレエウスから敷設艦Zeusを護衛してテッサロニキへ向かう途中にサロニカ湾カサンドラ・ハク沖でイギリスの駆逐艦ターマガントとタスカンに攻撃され、TA37は撃沈された。また、Zeusを護衛していたほかの2隻、UJ2102とGK62も沈められたがZeusは逃走に成功した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「TA37 (水雷艇)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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